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fishproモデレーター
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一般的な栄養成分は日本食品標準成分表2020年版(八訂)を参照すると
客観的な数値として活用しやすいかと思います。
https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_01110.html食品データベース検索を使うと簡単に魚関連のデータを参照することも可能です。
https://fooddb.mext.go.jp/index.plまた、7訂のデータではありますが、日本食品標準成分表 2015 年版(七訂)アミノ酸成分表編
https://www.kyoiku-tosho.co.jp/data/correct/teisei_colorchart.pdf
で必須アミノ酸のデータを参照することも可能です。fishproモデレーター晩ごはん+夜食(夜の間食)の後の睡眠の時間は、非活動期間ですので基本的に「基礎代謝」のみがエネルギーを使う事になります。起床までは血糖値は低値にて推移します。「早朝空腹時に測定する」意味はそこにあります。
睡眠時間が極端に短い場合にどうなのかは、資料等は心当たりはありません。専門家の研究者は持っているかも知れませんが・・・fishproモデレーター食塩を使用しないで現行の練り物と同等の製品を作ることは残念ながら事実上不可能です。減塩化は模索されていますが、実際、通常の練り物摂取量からすると、食塩摂取量に及ぼす影響はほぼないと言って良いレベルです。また塩分の存在もたんぱく質の消化に影響し、適塩(練製品に存在する2%程度)が最も消化性に優れています。
fishproモデレーター消化性が高いことで身体的に悪影響が出るようなデメリットはないと考えられますが、アミノ酸までの分解が速く即効性があると言える半面、持続性に関しては他のタンパク質源の方が有利な場合もあるかもしれません。それぞれのタンパク質源の特徴を理解してうまく組み合わせながら、栄養バランスのよい食生活を心がけることが大切だと言えます。
fishproモデレーターかまぼこ化によって、脂肪が除去されること、消化性に優れた筋原繊維タンパク質の存在比が上昇すること、さらに加熱によって消火性が向上することによってDIAASは高スコアになります。また、塩分の存在も消化に影響し、適塩(製品に2%程度)が消化性に優れています。
fishproモデレーター魚肉そのものよりも加熱したもののほうが一般的に消化性が高くなり、DIAASは高くなります。ただし、加熱条件によってもDIAASは異なりますので、今後詳細な検討が必要です。
fishproモデレーター必須アミノ酸に限らずアミノ酸の吸収を阻害する物質は、多量であればカルシウムやフィチン酸、リン酸塩などが挙げられますが、通常の食事では、影響しないと思います。ただトリプシンインヒビターなどたんぱく質の加水分解を阻害する物質が存在すれば、たんぱく質の由来に関係なく、腸管での最終的な吸収率は低下します。
fishproモデレータースケソウダラの養殖は日本で試みられ、その後完全養殖は2015年に韓国で成功しています。しかし採算面から実用化は断念されています。内水面養殖も実際は可能ですが、海水の調達、温度制御などさらにコストがかかるので実用化される可能性は0だと考えます。厳密にスケソウダラと同じ成分や特性を持つ魚類は存在しません。すり身用にナマズやテラピアなど内水面養殖を行なっている国はあります。
fishproモデレーター魚肉由来たんぱく質、デンプン、卵白、その他の素材の混合比率、トランスグルタミナーぜによる架橋の形成、結合水の存在、加熱条件などによっても消化性は異なります。また単に、弾力や硬さのみで消化性を評価できるわけではありません。
fishproモデレーターかまぼこについては、加熱条件によって消化性が異なり、「坐り」が強く起こり弾力の強いかまぼこは消化性が低くなることが報告されていますが、品質の高さや価格とは直接的な関係はないものと思われます。
fishproモデレーター量に合わせて消化効率が高いこと、さらにかまぼこ化によって脂肪を除去でき低カロリー素材を作ることが可能なことが挙げられます。
fishproモデレーター魚食離れが目立っている現在、たんぱく質源としてさまざまな素材から摂取してきた過去を省みる必要があります。実際、免疫維持には多様なたんぱく質を摂取する優位性がわかっていますし、トロなどの一部を除き、ほとんどの魚肉や練り物は畜産物より低カロリーなので、この辺りを若者にアピールするのが良いと思います。
fishproモデレーター当日の講演では時間的な制限から詳しいご説明はできませんでしたが、アミノ酸消化率の算出はかなり煩雑となりますので、FAOの報告書(2007)ではヒトの回腸消化率測定のモデルとして、実際には成長期ブタの回腸消化率や、成長期ラットの回腸消化率を用いることも可能とされています。また、アミノ酸ごとの消化率が得られない場合は粗タンパク質の回腸消化率、また回腸消化率が無理な場合は真の糞便粗タンパク質消化率を用いても良いとされています。さらに、近年では、ヒトの消化液を模した、酵素反応を用いたモデル系も提案されていますが、これについては今後さらなる検討が必要となると考えられます。
fishproモデレーター必須アミノ酸の充足がなされていれば、素材の相違による美容効果の差異はないと思います。魚肉の場合、マグロや鮭のトロなどを除き、多くの魚類、練製品で低脂肪高たんぱく質です。この辺りがアピールポイントになると思います。
fishproモデレーター魚肉は加熱によってタンパク質が変性して構造が変化し、消化酵素がより効果的に働くことになります。変性したタンパク質は消化酵素により容易に分解され、栄養素が体に吸収されやすくなります。尚、生の魚肉の結合組織に含まれるコラーゲンが加熱によりゼラチン化することにより肉が柔らかくなり、消化しやすくなります。
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