ホーム / 健康だより / 2022年「子育て世代の水産物消費志向動向調査」~家庭と学校給食での水産物消費について~

お魚たんぱく健康だより 2022年「子育て世代の水産物消費志向動向調査」~家庭と学校給食での水産物消費について~

2023.08.19

一般社団法人 大日本水産会 魚食普及推進センターが実施する水産物嗜好動向調査は65回目となりました。今回は「子育て世代の水産物消費嗜好動向調査 ~家庭と学校給食での水産物消費について~」と題して、次世代を担う子供達に焦点を当てるべく子育て世代の母親とその子に対して、家庭での食事と学校給食における食と魚食に関する実態や意識、嗜好等についてWeb調査を実施し、過去に同様に調査した結果とも可能な範囲で比較しながら、変わらない点、変化してきている点が分析されています。この調査結果が家庭と学校給食において、魚食の変化を理解し、その将来を考える上で皆様の今後の取り組みのご参考に供するものと意図したものであり、その資料として活用して頂ければ幸いです。

調査結果からみた魚食への意識変化

本調査で見えてきたものは、残念ながら、現状の水産物の消費減少の状況を証するような消費者の魚食を含めた食全体への意識の低下でした。10~30年前と比べ、食の多様化、ライフスタイルの変化、賃金の低迷などに加えて、肉と比べての調理の手間やコストパフォーマンスの低さ(ボリューム感の少なさ、価格の高さ)などが影響して、水産物の消費は減少してきていますが、同時に子育て世代の消費者・親子の魚食への様々な意識や実態も共に低下してきてしまっています。

一般社団法人 大日本水産会 魚食普及推進センター



調査結果の詳細はこちら

ご入会について

世の中にお魚たんぱくの素晴らしさの理解を広げ、健やかな社会を実現するための情報プラットフォームです。魚肉普及と水産加工の発展に積極的に関わる意志ある法人・団体と個人、様々な方の入会をお待ちしております。是非ともこの研究会にご参加ください。