返信先: 魚を食べないとどうなりますか?

#1749
fishpro
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 一般的には、疾病のリスクが高まると考えられています。例えば、魚を週に1~2回食べる人と比べて、ほとんど食べない人の大動脈疾患で死亡するリスクは2倍に高まることが報告されており(参考資料1,2)、他にも魚の摂取量や頻度が多いほど、心臓病の発症リスクや死亡リスクが減少することも知られています(参考資料3,4)。魚にはEPA(IPA)やDHA、アスタキサンチンなど健康機能性成分が含まれていることに加えて、魚肉の主要成分であるタンパク質やその分解産物であるペプチドも様々な健康機能性を持つことが次々と明らかにされてきてきました(参考資料5)。魚を食べないとすぐに不調をきたす、というわけではないかもしれませんが、長期的にみると魚由来の健康機能に関する恩恵を受けられないことは少し損をしているのではないかと考えられます。

 〈参考資料〉
  1)TSUKUBA JOURNAL.魚をほとんど食べない人で大動脈疾患死亡が約2倍に増加.

 2) Yamagishi K. et al. Fish intake and risk of mortality due to aortic dissection and aneurysm: A pooled analysis of the Japan cohort consortium. Clinical Nutrition 38.4 (2019): 1678-1683.
  
 3) Iso H. et al. Intake of fish and n3 fatty acids and risk of coronary heart disease among Japanese: the Japan Public Health Center-Based (JPHC) Study Cohort I. Circulation 113.2 (2006): 195-202.
 
 4)Nakamura Y. et al. Association between fish consumption and all-cause and cause-specific mortality in Japan: NIPPON DATA80, 1980–99. The American journal of medicine 118.3 (2005): 239-245.
   
 5)Hosomi R. et al. Seafood consumption and components for health. Global journal of health science 4.3 (2012): 72.

  • この返信は1年、 1ヶ月前にosakanaが編集しました。